2009年7月4日土曜日

『新たな一歩を カルヴァン生誕500年記念論集』出版告知

『新たな一歩を カルヴァン生誕500年記念論集』(アジア・カルヴァン学会日本支部編・久米あつみ監修、キリスト新聞社、2009年)が7月3日(金)に発売されました。

本書の英語タイトルは以下のとおりです。
Taking a New Step - Calvin Studies in the Quincentenary of his Birth.
 Japanese Association of Asian Congress on Calvin Research (Kirisuto Shimbun, 2009)

■ 『新たな一歩を カルヴァン生誕500年記念論集』目次

アジア・カルヴァン学会の始まったころ (渡辺信夫)
聖書解釈と説教-カルヴァンの聖書解釈論の考察 (野村 信)
カルヴァンの聖餐論 (ヴィム・ヤンセ)
カルヴァンのレクイエム(吉田 隆)
カルヴァンにおける人間的なるものの評価 (関口 康)
カルヴァンとロヨラ-二つの教育改革 (久米あつみ)
16世紀後期のルター派、ツヴィングリ派、カルヴァン派における「獣」の解釈 (イレーナ・バッキュース)
研究ノート/16世紀宗教論争の言語的脈絡 (竹下和亮)
セバスティアン・カステリョによる異端迫害批判の神学的論拠について (鈴木昇司)

【A5判/ハードカバー/250頁/定価2625円】です。

また、今年は以下のようなカルヴァン関係の新刊が予定されています。「カルヴァン年」にふさわしい、怒涛の出版ラッシュです。自信をもってお勧めできる本ばかりです。

■ カルヴァン生誕500年記念出版物一覧

○『キリスト教綱要 改訳版』第4篇 カルヴァン著(渡辺信夫訳 新教出版社)
○『カルヴァン論争文書集』カルヴァン著(久米あつみ編訳 教文館)
○『リフォームド神学事典』ドナルド・K. マッキム編(いのちのことば社)
○『牧会者カルヴァン 教えと祈りと慰めの言葉』エルシー・A・マッキー著(出村 彰訳 新教出版社)
○『祈りについて 神との対話』カルヴァン著、I. J. ヘッセリンク編・解説(秋山 徹、渡辺信夫訳 新教出版社)
○『信じるということ 上 ハイデルベルク信仰問答を手がかりに』A. ラウハウス 著(菊地純子訳 教文館)
○『ジュネーブの議会と人びとに宛てたヤコポ・サドレート枢機卿の手紙×<ジャン・カルヴァンの返答』(シリーズ「宗教改革の焦点」01 石引正志訳 一麦出版社) 
○『出村彰宗教改革論集』全3巻(新教出版社)
第1巻『カルヴァン 霊も魂も体も』第2巻『改革派教会とその遺産』第3巻 未定
○『新たな一歩を カルヴァン生誕500年記念論集』(アジア・カルヴァン学会日本支部編、久米あつみ監修、キリスト新聞社) 
○『カルヴァンの生涯 上 西洋文化はいかにして作られたか』アリスター・E. マクグラス著(芳賀 力訳 キリスト新聞社)
○「カルヴァン特集」『礼拝と音楽』日本基督教団出版局
○『カルヴァンの教会論』増補改訂版 渡辺信夫著(一麦出版社)
○『「キリスト教鋼要」を読む人のために 7行で読むカルヴァン』フォード・ルイス・バトルズ著(金田幸男・高崎毅志訳 一麦出版社)
○『エフェソ書説教集(仮題)』カルヴァン著(アジア・カルヴァン学会編訳 キリスト新聞社)
○『改革派教会信仰告白集』全6巻 別巻1(大崎節郎編 一麦出版社)
○『カルヴァンの生涯 下』アリスター・E. マクグラス著(芳賀 力訳 キリスト新聞社)
○『カルヴァン書簡集』カルヴァン著(久米あつみ編訳 新教出版社)
○『カタリーナ・シュッツ・ツェル ある16世紀宗教改革者の生涯と思想』エルシー・アン・マッキー著(芳賀繁浩訳 一麦出版社)
○『信じるということ 下 ハイデルベルク信仰問答を手がかりに』A. ラウハウス 著(菊地純子訳 教文館)

(※タイトル・出版時期等は変更される可能性があります。)

2009年4月26日日曜日

第7回講演会報告

アジア・カルヴァン学会主催第7回講演会を以下のとおり行いました。

テーマ 「ヨハネス・アルトジウスの政治思想とその現代的意義」~カルヴィニズムと政治をめぐる一側面~

日時  2009年4月25日(土)午後2時~5時
会場  立教大学 池袋キャンパス12号館地下第一・第二会議室
講師  関谷 昇  氏 (千葉大学法経学部准教授)
コメンテーター 小川有美 氏 (立教大学法学部教授)
司会  田上雅徳 氏 (慶應義塾大学法学部准教授)

会費  500円 (含茶菓代)